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ULTRAMAN(1)|清水栄一×下口智裕が描く、新たなウルトラマン伝説!

ULTRAMAN(1)を読んで感じた、あの頃の熱い気持ち

子供の頃、毎週土曜日の夕方は、家族みんなで「ウルトラマン」を見るのが恒例でした。怪獣に立ち向かうウルトラマンの姿に、ドキドキワクワクしながら応援した記憶は、今でも鮮明です。そんな私に、あの頃の熱い気持ちを再び呼び起こしてくれたのが、清水栄一先生と下口智裕先生が描く「ULTRAMAN(1)」でした。

物語の始まりは、意外な場所から

このコミックスの物語は、テレビシリーズとは異なる視点から描かれています。主人公は、地球防衛隊に所属する光太郎。彼は、ウルトラマンとの契約者であり、その正体を知る数少ない人物の一人です。しかし、物語の舞台は、光太郎が子供の頃に過ごした田舎町。そこには、テレビシリーズでは語られなかった、光太郎の過去や葛藤が隠されています。

迫力満点のバトルシーン

もちろん、ウルトラマンのコミックスですから、怪獣とのバトルシーンは欠かせません。清水栄一先生の描くウルトラマンの迫力は、テレビシリーズとはまた違った魅力があります。特に、ウルトラマンの技を繰り出すシーンは、見ているだけで熱くなってきます。

ヒーローの苦悩と成長

このコミックスの魅力は、単なるヒーローアクションだけではありません。光太郎が、ウルトラマンとの契約によって引き起こされる苦悩や、それを乗り越えて成長していく姿が、丁寧に描かれています。彼は、ウルトラマンとして戦うことの責任の重さを知り、人間としての自分自身と向き合っていくことになります。

他のウルトラマン作品との違い

円谷プロのウルトラマンシリーズは数多く存在しますが、この「ULTRAMAN」は、その中でも異彩を放っています。従来のウルトラマン作品が、怪獣との戦いをメインに描いていたのに対し、このコミックスは、光太郎という一人の人間の成長物語に焦点を当てています。また、ストーリー展開も、テレビシリーズとは大きく異なり、より複雑で深みのあるものになっています。

例えば、「ウルトラマンティガ」は、古代文明との繋がりや、光太郎の過去の記憶といった要素が盛り込まれており、ミステリアスな雰囲気が漂っています。一方、「ウルトラマンダイナ」は、人間とウルトラマンの関係性や、ヒーローとしての葛藤がより深く描かれており、ドラマチックな展開が魅力です。

しかし、「ULTRAMAN」は、これらの作品とは一線を画し、光太郎という一人の人間の内面を深く掘り下げた作品となっています。彼の苦悩や成長を通して、ウルトラマンという存在の新たな一面を発見することができます。

まとめ

「ULTRAMAN(1)」は、子供の頃にウルトラマンに夢中になった人にとっては、懐かしい気持ちを呼び起こしてくれる作品です。そして、ヒーローアクションだけでなく、人間ドラマとしても楽しめる、深みのある作品です。ぜひ、このコミックスを手に取って、新たなウルトラマン伝説を体験してみてください。