『COSMOS(1)』を読んだ感想:想像力を刺激される壮大な物語
小学館サンデーGXコミックスから発売された田村隆平さんの『COSMOS(1)』。SFミステリーというジャンルに惹かれて読み始めたのですが、期待を遥かに超える作品でした。
まず、世界観の構築が素晴らしいの一言。宇宙開発、遺伝子操作、AIといった要素が複雑に絡み合い、近未来でありながらもどこか懐かしい雰囲気も漂う独特な世界観を作り上げています。緻密に考え抜かれた設定は、読者の想像力を刺激し、物語への没入感を深めてくれます。
主人公は、ある事件をきっかけに自身の記憶喪失と、世界の隠された真実に気付き始める青年。彼が事件の真相を追う中で、巨大な陰謀に巻き込まれていく様は、手に汗握る展開の連続です。
他のSF作品との比較
SF作品は数多くありますが、『COSMOS(1)』は特に『PSYCHO-PASS サイコパス』や『BLAME!』といった作品が好きな方におすすめです。
- PSYCHO-PASS サイコパス: 社会システムにおける人間の存在意義や、正義とは何かというテーマが共通しています。ただし、『COSMOS(1)』の方がより個人的なドラマに焦点を当てているように感じました。
- BLAME!: 複雑な世界観や、テクノロジーが支配する社会といった点が共通しています。『COSMOS(1)』の方が、より人間ドラマが描かれている点が異なります。
これらの作品と比較しても、『COSMOS(1)』は決して劣ることはありません。むしろ、独自の魅力を持って読者を惹きつける力があると感じました。
良かった点
- 緻密な設定: 世界観や技術的な背景が非常に丁寧に作り込まれており、SF好きにはたまらないでしょう。
- 魅力的なキャラクター: 主人公だけでなく、登場人物それぞれの個性や背景が丁寧に描かれており、感情移入しやすいです。
- 先の読めない展開: 予想を裏切る展開が連続し、飽きさせません。
- 美しい絵柄: 田村隆平さんの描く絵は、繊細で美しいです。特に、宇宙空間や機械の描写は圧巻です。
気になった点
- 情報量が多い: 細かい設定が多いので、最初は少し戸惑うかもしれません。読み返すことで、より深く理解できるでしょう。
- 展開が遅いと感じる人もいるかも: じっくりと世界観やキャラクターを描いているため、アクションを期待する人には少し物足りないかもしれません。
まとめ
全体的に見て、『COSMOS(1)』は非常に完成度の高いSFミステリーです。緻密な世界観、魅力的なキャラクター、先の読めない展開、美しい絵柄など、SF好きには見逃せない作品だと思います。ぜひ、手に取って読んでみてください。
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また、続きが気になるので、続巻も購入しようと思います!
