子供の「どうして?」に、親も一緒に「なるほど!」
子供って、本当に色々なことを聞いてきますよね。「どうして空は青いの?」「どうして雨が降るの?」、そして、突然の「お腹が痛い!」「鼻血が出た!」といった緊急事態には、親だってどう対応していいか迷ってしまう…。
そんな時に役立つのが、小学館の大ピンチずかんです!
この絵本は、ケガや体調不良、身の回りで起こりうる様々な「ピンチ」を、イラストと分かりやすい言葉で解説しています。例えば、「お腹が痛い」というピンチに対して、
- 「便秘かな?」
- 「食べ過ぎかな?」
- 「冷たいものを飲んだかな?」
といった原因を提示し、それぞれの対処法を具体的に教えてくれます。まるで、子供の身近な「救急セット」のような存在ですね。
どんなピンチが載っているの?
大ピンチずかんには、本当に様々なピンチが掲載されています。
- ケガ(切り傷、擦り傷、骨折、捻挫など)
- 病気(発熱、咳、鼻水、下痢、嘔吐など)
- 虫刺され
- 火傷
- 異物混入
- 地震
- 雷
- 津波
など、子供が遭遇する可能性のある様々な状況に対応できるようになっています。
他の類似の絵本との違い
子供向けの救急に関する絵本はいくつかありますが、大ピンチずかんの魅力は、その網羅性と分かりやすさにあります。
例えば、「はじめての救急箱」(金の星社)は、基本的な応急処置に焦点を当てていますが、大ピンチずかんは、より幅広い状況をカバーしています。また、「くまのプーさん はじめての救急」(講談社)は、キャラクターの親しみやすさが魅力ですが、大ピンチずかんは、イラストも可愛く、子供が興味を持つように工夫されています。
さらに、大ピンチずかんは、単に「こうすればいい」と教えるだけでなく、「どうしてそうなるのか」という原因も丁寧に解説している点が特徴です。これにより、子供は自分で考え、判断する力を養うことができます。
実際に読んでみて
我が家でも早速読んでみましたが、子供は興味津々!「もし〇〇になったら、どうしたらいいの?」と、次々と質問してきて、普段なかなか聞けない話も聞ける良い機会になりました。親である私も、改めて応急処置の知識を再確認することができ、大変勉強になりました。
この絵本を読んで、子供が少しでも自分の身を守るための知識を身につけ、安心して成長してくれることを願っています。
まとめ
大ピンチずかんは、子供の「どうして?」に寄り添い、緊急事態への対処法を楽しく学べる、まさに現代の家庭に欠かせない一冊です。ぜひ、お子様と一緒に読んで、いざという時の備えをしてあげてください。
