研究活動や仕事で求められる英語力を効率的に習得
理系の皆さん、英語の勉強ってどうすればいいか迷ったことはありませんか?
TOEICや英検といった試験対策だけでは、実際の研究発表や海外とのコミュニケーションには対応できない…という悩みもよく聞きます。
そんなあなたにオススメしたいのが、森村久美子さんの『使える理系英語の教科書: ライティングからプレゼン、ディスカッションまで』です。
この本は、理系分野で実際に使われる英語表現やコミュニケーションスキルに特化しており、アカデミックな場面で求められる英語力を効率的に習得できるよう構成されています。
この本の3つのポイント
- ライティング: 論文やレポートの書き方を基礎から丁寧に解説。理系特有の表現方法や構成を学ぶことができます。単に文法が正しいだけでなく、論理的で説得力のある文章を書くためのノウハウが満載です。
- プレゼンテーション: 研究発表やプレゼンテーションで自信を持って英語を話せるように、構成、スライド作成、質疑応答の練習方法などを具体的に紹介しています。
実際にどのような質問が来るのか、どのように答えるべきかなど、実践的なアドバイスが豊富です。 - ディスカッション: 海外の研究者とのディスカッションや会議で、自分の意見を効果的に伝え、相手の意見を理解するためのスキルを習得できます。
英語での議論に慣れるためのフレーズや、意見の相違を建設的に解決するためのテクニックなどが学べます。
競合との比較
理系英語の参考書は数多くありますが、『使える理系英語の教科書』は、単なる専門用語の解説にとどまらず、**「使う」**ことに重点を置いている点が特徴です。
例えば、一般的な英語の教科書では扱いきれない、研究ノートの書き方や実験データの報告方法など、理系ならではの具体的な場面に合わせたアドバイスが豊富です。
また、他の参考書と比較して、例文や練習問題が豊富で、実際に手を動かして学ぶことで、より効果的にスキルを習得できます。
例えば、『TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ』 はTOEIC対策に特化しており、アカデミックな英語とは異なるため、この本とは目的が異なります。
実際に読んでみて
私は以前、海外の研究発表で英語での質疑応答に苦労した経験があります。
この本を読んで、プレゼンテーションの構成や質疑応答の練習方法を参考にすることで、自信を持って発表に臨むことができました。
特に役立ったのは、想定される質問とその回答例を参考に、自分の研究内容について英語で説明する練習を繰り返したことです。
また、ライティングの章では、論文の構成や表現方法について、具体的な例文を参考にしながら学ぶことができ、論文の質が格段に向上しました。
こんな人におすすめ
- 研究活動で英語を使う必要がある学生
- 海外との共同研究に携わる研究者
- 英語でのプレゼンテーションやディスカッションに不安を感じている人
- 理系分野で働く上で、英語のコミュニケーションスキルを向上させたい人
ぜひ、この『使える理系英語の教科書』を手に取って、あなたの研究・仕事に活かせる英語力を身につけてください!
