Kindleで電子書籍を出版したいけど、何から始めればいいかわからない…そんなあなたにおすすめなのが、中村昌嗣さんの『プロフェッショナルのための電子書籍制作入門』です。
この本は、DTPのプロフェッショナルが、電子書籍制作の基礎から応用まで丁寧に解説してくれます。Kindleストアでの出版を考えている方はもちろん、ビジネス書や専門書など、質の高い電子書籍を制作したい方にも役立つ内容です。
この本で学べること
- 電子書籍フォーマットの基礎: EPUB、Kindleフォーマット(MOBI/KF8)の違いや特徴を理解できます。
- InDesignを活用した制作: InDesignを使った具体的な電子書籍制作のワークフローを学べます。DTPの経験がある方には馴染みやすいでしょう。
- Kindle出版の準備: Kindle Direct Publishing (KDP) での出版に必要な準備や設定方法が解説されています。
- デザインのポイント: 電子書籍ならではのデザインの注意点や、読者の目を引くレイアウトのコツを掴めます。
- 文字組みの基礎: 読みやすい文字組みのルールや、適切なフォントの選び方を学べます。
競合書籍との比較
電子書籍制作に関する書籍はいくつかありますが、この本は「プロフェッショナル」というタイトル通り、実践的な内容に重点が置かれている点が特徴です。例えば、
- 『Kindle出版の教科書』: Kindle出版の全体像を網羅的に解説していますが、デザインや文字組みといったDTP的な要素は浅くなりがちです。
- 『いちばんやさしいKindle出版』: 初心者向けにわかりやすく解説していますが、より高度なテクニックやプロの視点を知りたい方には物足りないかもしれません。
『プロフェッショナルのための電子書籍制作入門』は、DTPの知識を活かして、より洗練された電子書籍を制作したいというニーズに応えてくれるでしょう。
実際に読んでみて
私は以前からInDesignを使って書籍のレイアウトを行っていましたが、電子書籍制作特有の知識が不足していました。この本を読んで、電子書籍の特性に合わせたデザインや文字組みの重要性を再認識しました。
特に役立ったのは、Kindleフォーマット(MOBI/KF8)に関する解説です。InDesignから直接Kindleフォーマットに変換する方法や、変換後の調整方法など、具体的な手順が丁寧に説明されています。
また、KDPでの出版設定に関する情報も充実しており、スムーズに出版準備を進めることができました。
メリットとデメリット
メリット:
- DTPのプロフェッショナルによる実践的な解説
- InDesignを活用した具体的なワークフロー
- Kindle出版の準備からデザインまで、幅広い知識が得られる
デメリット:
- InDesignの知識がある程度必要
- 電子書籍制作の基礎知識がないと、少し難しく感じるかもしれない
まとめ
『プロフェッショナルのための電子書籍制作入門』は、Kindle出版を考えている方、質の高い電子書籍を制作したい方にとって、非常に役立つ一冊です。DTPの知識を活かして、プロレベルの電子書籍を制作したい方は、ぜひ手に取ってみてください。
